主なポイント:
- レボリューション・メディシンズの治験薬「ダラキソンラシブ(daraxonrasib)」は、膵臓がんの後期臨床試験において生存率の改善を示しました。
- この経口薬は、膵臓がん症例の約90%に見られるRAS変異を標的としています。この疾患の5年生存率はわずか13%です。
- 同薬への期待から、RVMDの株価は過去1年間で185%近く急騰しており、アナリストはさらなる上昇の可能性があると見ています。
主なポイント:

レボリューション・メディシンズ(Revolution Medicines Inc.)の経口治験薬「ダラキソンラシブ(daraxonrasib)」は、主要な癌の中でも生存率が最も低い疾患の一つである膵臓がんの後期臨床試験において、生存率を大幅に改善しました。
RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、レオニド・ティマシェフ氏は、「医師の中には、これを膵臓がんにおける史上最大の画期的な進歩になる可能性があると評する人もいます」と述べています。
第3相試験では、全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)の両方で統計的に有意な改善が示されました。治験に参加している元上院議員のベン・サス氏は、自身の腫瘍が76%減少したと報告しました。この薬剤は、膵臓がん症例の約90%において主要なドライバーとなっているRAS変異を標的としています。
最も致命的な主要がんに対する初の標的療法となる可能性があるため、良好な結果が得られれば、RBCのアナリストによれば、レボリューション・メディシンズの株価(RVMD)はさらに25%から40%上昇する可能性があります。同社の株価は、結果への期待から過去1年間ですでに185%近く上昇しています。
同社のマーク・ゴールドスミスCEOは、FDA(米食品医薬品局)の承認には全生存期間のベネフィットを示すデータが必要になる可能性が高いと指摘しました。この薬剤は有望視されていますが、サス氏が公に語った深刻な発疹など、重大な副作用も伴います。
このポジティブなデータは、治療が非常に困難なことで知られるがんにおいて、同薬が新たな標準治療となる可能性を裏付けるものです。投資家は今後、データの詳細な発表と同社によるFDAへの承認申請に注目しており、これらが同社株の次の主要なカタリストとなるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。