主要なポイント
ゴールドマン・サックスが2月19日に発表したレポートは、日本の資本が国内資産へ大規模に回帰する動きは見られないと結論付け、円高の可能性に基づいた市場のシナリオに異を唱えています。この分析は、資本の本国回帰によって引き起こされる大幅な上昇に賭ける投資家は、失望する可能性が高いことを示唆しています。
- 大規模な本国回帰なし:1月の日本国債の純購入額は6.04兆円と過去最高に近い水準に達したものの、ゴールドマン・サックスは資本が日本へ広範に回帰する兆候を見つけていません。
- 個人投資家はグローバル志向を維持:NISA(少額投資非課税制度)を利用する日本の家計投資家は、1月を通じて引き続き外国株式の強力な純買い手であり、海外資産を売却する兆候は見られません。
- 金利差が機関投資家の動きを阻害:日本と他の先進国市場との間の大きな金利差は、年金基金のようなヘッジされていない投資家が外国債券を売却し、より低利回りの日本国債に資本をシフトすることを思いとどまらせています。
