- SpaceXは、間近に迫った新規株式公開(IPO)において、待望の「リード・レフト(主幹事)」の座にゴールドマン・サックスを選定しました。モルガン・スタンレーも主要な役割を担います。
- 早ければ6月12日にも実施される予定のこのIPOは、企業価値を最大2兆ドルと評価する可能性があり、史上最大規模の上場の一つとなります。
- この動きは宇宙セクター全体への投資家関心に火をつけており、株式公開が迫っているとのニュースを受けて関連銘柄が上昇しています。

SpaceXは、イーロン・マスク氏の宇宙開発企業の企業価値を最大2兆ドルと評価し、宇宙経済の新時代を切り開く可能性のある待望の新規株式公開(IPO)を主導させるため、ゴールドマン・サックス・グループを選定しました。この売り出しは史上最大規模の一つになると予想されており、早ければ今週中にも申請が行われる可能性があります。
「これは市場が待ち望んでいたIPOであり、宇宙テックエコシステム全体の真のアンカーとなるものです」と、スペース・キャピタルのマネージング・パートナー、ジョン・ドウ氏は述べています。「この規模の募集が成功すれば、宇宙の商業化が証明され、業界に新たな資本の波が押し寄せることになるでしょう。」
関係者によると、ゴールドマン・サックスは目論見書において、通常、案件の組成と販売において主要な役割を担うことを示す「リード・レフト(主幹事)」という名誉ある役割を担います。マスク氏と長年の関係があるモルガン・スタンレーも主要幹事となり、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、JPモルガン・チェースがそれに続きます。一部の報道では銀行名がアルファベット順に並んでいるとされていますが、ゴールドマンがリード・レフトに指定されたことは、同投資銀行にとって大きな勝利です。
暫定的に6月12日のデビューを予定しているこのIPOは、800億ドル以上の調達を目指しています。1.75兆ドルから2兆ドルの範囲の評価額は、史上最大の株式公開となるだけでなく、IPO市場全体に波及効果をもたらし、急成長する宇宙産業に対するウォール街の注目を一段と高めることになるでしょう。
SpaceXのIPO計画が確認されたことで、すでにハロー効果が生じており、宇宙関連の小型株や上場投資信託(ETF)に新たな投資資金が流れ込んでいます。このイベントは、宇宙への投資をニッチな分野から、成長と分散のための主流なポートフォリオ配分へと変貌させる大きな触媒と見なされています。
衛星インターネットサービス「スターリンク」や最近買収したAI企業「xAI」を傘下に持つSpaceXは、宇宙探査と通信の未来を担う基盤企業として投資家から注目されています。同社は再利用可能なロケット技術を先駆的に開発し、宇宙へのアクセス・コストを劇的に下げました。スターリンクだけでも900万人以上のユーザーを抱えており、4万2000基の衛星コンステレーションの構築を目指しています。IPOによる収益は、マスク氏の火星移住という長期的なビジョンを含む、これらの野心的なプロジェクトの資金に充てられる見込みです。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。