- 四環医薬の連結子会社である軒竹生物医薬は、安耐拉唑ナトリウムの第III相試験開始の承認を受けました。
- 本試験では、ヘリコバクター・ピロリ除菌のための4剤併用療法における同薬の有効性を検証します。
- 安耐拉唑ナトリウムは2023年6月に十二指腸潰瘍の治療薬として承認されており、市場拡大の可能性を示唆しています。
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四環医薬控股集団(00460.HK)の株価は、子会社が新薬適応症の後期臨床試験開始の承認を得たことを受けて2%以上上昇しました。
中国国家薬品監督管理局(NMPA)から与えられたこの承認により、軒竹生物医薬有限公司(02575.HK)は安耐拉唑ナトリウム腸溶錠の第III相試験を進めることが可能になったと同社は声明で述べています。このニュースを受けて、軒竹生物医薬の株価は12%以上急騰しました。
この試験では、胃潰瘍や胃がんに関連する一般的な細菌感染症であるヘリコバクター・ピロリの除菌を目的とした、ビスマスを含む4剤併用療法の一環として同薬を評価します。安耐拉唑ナトリウムは、2023年6月に中国で十二指腸潰瘍の治療薬として初めて販売承認を取得しました。
今回の新たな試験は、同薬の承認済み用途を拡大するための重要な一歩となります。試験が成功すれば、四環医薬と軒竹生物医薬にとって、ヘリコバクター・ピロリ感染症に悩む膨大な患者層をターゲットとした実質的な新市場が開拓されることになります。
第III相試験への進展は、この新適応症の開発パスにおけるリスクを軽減します。投資家にとって、試験の成功とその後の市場承認は、軒竹生物医薬とその親会社である四環医薬の両方の企業価値を高める可能性のある、重要な新しい収益源をもたらす可能性があります。次の主要なカタリストは第III相試験の主要データの発表となりますが、具体的なスケジュールはまだ明らかにされていません。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。