主なポイント
- ロシュのフェネブルチニブは、後期臨床試験において多発性硬化症患者の年間再発率を51.1%減少させました。
- この開発中のBTK阻害薬は、第III相FENhance 1および2試験において主要評価項目を達成しました。
- 良好なデータは世界的な承認申請への道を開き、多発性硬化症市場におけるロシュの競合他社に対する優位性を確立します。
主なポイント

ロシュ・グループ(RHHBY)の一員であるジェネンテックは火曜日、開発中の経口薬フェネブルチニブが、後期臨床試験において再発型多発性硬化症(RMS)の年間再発率を51.1%減少させたと発表しました。
良好なデータは、主要評価項目を達成した第III相FENhance 1および2試験から得られました。同社は声明で、「試験の結果、開発中の非共有結合型ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬であるフェネブルチニブが年間再発率を低下させることが示された」と述べ、これは患者にとって約17年に1回の再発に相当する結果となります。
フェネブルチニブは、現在多発性硬化症の第III相試験が行われている唯一の非共有結合型BTK阻害薬です。この薬剤のメカニズムは、多発性硬化症患者の神経損傷を引き起こす免疫反応に関与するタンパク質であるBTKの機能をブロックするように設計されています。
試験の成功は規制承認に向けた重要なステップであり、フェネブルチニブをロシュの潜在的な主要な新収益源として位置づけるものです。この良好な結果は、ノバルティスやサノフィなど、多発性硬化症治療薬市場の他の主要企業との競争を激化させる可能性があります。ジェネンテックは、このデータを世界中の規制当局に提出する計画です。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。