イプセンは今週完了した7億ユーロ(約1120億円)のメモ買収後も、さらなる買収を計画している。フランスの製薬会社の最高事業責任者は、ポートフォリオにギャップがあり、さらなる取引を通じてそれを埋める財務能力があると述べた。
イプセンは今週完了した7億ユーロ(約1120億円)のメモ買収後も、さらなる買収を計画している。フランスの製薬会社の最高事業責任者は、ポートフォリオにギャップがあり、さらなる取引を通じてそれを埋める財務能力があると述べた。

イプセンは今週完了した7億ユーロ(約1120億円)の買収後もさらなる買収を追求する方針だ。フランスの製薬会社はポートフォリオのギャップを埋めようとしている。
「当社のポートフォリオにはギャップがあり、それを埋める財務手段を持っている」とイプセンの最高事業責任者は述べた。
パリに本社を置く同社は今週、難病治療に特化したバイオテクノロジー企業メモの買収を含む2件の買収を完了した。この7億ユーロの取引により、メモの実験的治療薬がイプセンの希少疾患パイプラインに加わり、同社の確立されたオンコロジーおよびニューロサイエンスのフランチャイズを超えて拡大する。2件目の買収の条件は開示されなかった。
イプセンは収益の大部分をオンコロジー(がん治療)薬から得ており、主力販売薬の一部の特許切れに直面する中、買収を通じて事業拡大を進めてきた。同社の最高事業責任者は、イプセンには買収を継続する財務能力があるが、将来の取引の規模と構造は利用可能な機会に依存すると述べた。
この買収戦略は、イプセンが現在のポートフォリオを超えて収益源を多様化しようとする取り組みを示している。同社は将来の買収について具体的な治療領域や取引規模を開示しておらず、投資家は同社がどのようなパイプラインのギャップを埋めようとしているのか推測せざるを得ない状況だ。
イプセンの動きは、製薬業界でM&A活動の波が起きている中でのものだ。ファイザーやアストラゼネカなどの製薬会社もパイプライン補充のための取引を追求している。イプセンにとって、7億ユーロのメモ買収は近年で最大級の買収の一つであり、同社は薬価が高く設定され、競合他社が少ないことが多い希少疾患分野へのシフトを進めている。
同社の次のカタリストは上半期決算報告となる。投資家はパイプラインの進捗状況や買収計画に関する最新情報を求めるだろう。イプセンが追加の買収を実行できるかどうかは、大型製薬会社も資産を狙う競争の激しいM&A市場において、妥当な評価額で適切なターゲットを見つけられるかどうかにかかっている。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。