主なポイント
- ゴールドマン・サックスは、中国アルミ(Aluminum Corporation of China)の投資判断を「売り」から「中立」に引き上げ、H株の目標株価を9香港ドルから12.5香港ドルに上方修正しました。
- 同社は、今年の中国のベースメタルおよび金関連企業の経常利益が42%から114%成長すると予測し、同セクターの「買い」評価を維持しています。
- ゴールドマンは現在、アルミニウム価格が従来予想より最大32%高くなると見ており、2026年上半期にピークを迎えると予想しています。
主なポイント

ゴールドマン・サックスは、アルミニウム価格の予想を大幅に引き上げたことを受け、中国アルミ(02600.HK)の投資判断を「売り」から「中立」に引き上げ、H株の目標株価を約40%引き上げて12.5香港ドルとしました。
同行のリサーチレポートによると、「金属および金価格の上昇に牽引され」、中国のベースメタルおよび金関連企業の大部分が今年、42%から114%の経常利益成長を達成すると予測しています。ゴールドマンは、紫金鉱業(02899.HK)や洛陽モリブデン(03993.HK)などの銅・金生産者に対する「買い」評価を維持しました。
中国アルミの格上げは、改定された金属価格予想に基づいています。ゴールドマンは、上海先物取引所におけるアルミニウム価格とスプレッドの上昇を反映し、アルミニウム関連企業の経常利益予想を1%から45%引き上げました。同行のアナリストは現在、アルミニウム価格が2026年上半期に1トンあたり8,900人民元に達すると見ており、これは従来予想から32%の増加となります。
レポートでは、2026年後半から新規供給が開始されるにつれてアルミニウムのスプレッドは正常化すると予想される一方で、中東からの潜在的な供給混乱がスプレッドを押し上げる可能性があると指摘しています。現時点では、好調な利益成長見通しが、セクター全体に対する同行の建設的な見方を支えています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。