Key Takeaways
- 第1四半期のEPSは17.55ドルとなり、予想の16.47ドルを上回り、利益は19%増加しました。
- 貸倒引当金の積み増しと純金利収入の未達が重しとなり、株価は3.5%下落しました。
- グローバル・バンキング&マーケッツ部門の収益は、記録的な株式トレーディング手数料に支えられ、19%増加しました。
Key Takeaways

ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)が発表した第1四半期決算は、利益が19%増の56億3,000万ドルとなりましたが、貸倒引当金の計上額がアナリスト予想を上回ったことを受けて株価は下落しました。
同投資銀行の1株当たり利益(EPS)は17.55ドルで、FactSetの予想である16.47ドルを上回りました。総収益も172億ドルに達し、コンセンサス予想の169.3億ドルを上回りました。しかし、貸倒引当金が予想を上回り、純金利収入が予想に届かなかったことが、投資家の初期反応を悪化させました。
ゴールドマン・サックスの株価は時間外取引で3.5%下落しました。このまばらな結果は、好調な機関投資家のトレーディング活動と貸出業務の潜在的な弱さとの乖離を浮き彫りにしており、投資家は銀行セクター全体でこの動向を注視することになるでしょう。
収益を牽引したのはグローバル・バンキング&マーケッツ部門で、純収益は前年比19%増加しました。同社の報告書によると、株式トレーディングでの記録的な収益と堅調な投資銀行業務手数料が業績を押し上げました。この強みは、債券部門の弱さと営業費用の増加によって相殺されました。
同社は次四半期の業績見通し(ガイダンス)を公表しませんでした。
今回の決算は、不安定な相場がゴールドマンのトレーディング部門に恩恵をもたらす一方で、中核の貸出事業が逆風に直面していることを示唆しています。投資家は、今後発表される他の主要銀行の決算でも、信用動向に同様の傾向が見られるか注目するでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。