- ゴールドマン・サックスはMMG Limitedの「買い」評価を維持し、目標株価を13香港ドルから13.5香港ドルに引き上げました。
- 同社は、収益性の向上を背景に、MMGが2026年から10年ぶりとなる配当を実施する可能性があると予測しています。
- 銅価格の上昇を背景に、2026年の継続的な純利益はほぼ倍増し、17.5億ドルに達すると予測されています。
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ゴールドマン・サックスは、銅価格の急騰により、マイニング大手のMMG Limited(01208.HK)が2026年までに10年ぶりとなる配当を実施できる可能性があるとして、目標株価を13.5香港ドルに引き上げました。
同行のグローバル・コモディティ・チームは、4月8日付のリサーチレポートにおいて銅価格予測を更新し、MMGの2026年から2027年の利益予測を3%から20%上方修正しました。
レポートによると、MMGの継続的な純利益は、2025年の予測値である8.2億ドルから2026年には17.5億ドルへと急増する見込みです。
この強気な見通しにより、純粋な銅生産者であるMMGは、産業用メタルの価格上昇の恩恵を受けると同時に、デレバレッジ(負債削減)を通じて達成された低コストの資金調達というメリットも享受できる立場にあります。2025年、MMGは8.16億ドルの継続的な純利益を報告しました。これはゴールドマンの予測通りであり、市場全体の期待を上回るものでした。なお、同社は同年度の期末配当を見送っています。
ゴールドマンの修正予測は、電化や産業用途に不可欠な材料である銅のパフォーマンスに依存しています。同商品に対する銀行の楽観的な見方は、MMGの収益がわずか1年でほぼ倍増するという予測の根拠となっています。この成長により、同社の財務状況は大幅に改善され、2016年以来初めてとなる株主への資本還元が可能になると期待されています。
今回の格上げは、商品価格の上昇によるメリットが、MMGの改善された貸借対照表によってさらに増幅されることを示唆しています。負債を削減することで利息費用を抑え、営業利益がより多く最終利益に反映されるようになりました。投資家は、株価パフォーマンスの主要な指標として、銅市場の動向とデレバレッジの進捗状況を注視することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。