Key Takeaways:
- アトラシアンの株価は69ドルまで下落し、2018年以来の安値を記録。2021年のピーク時から900億ドル以上の時価総額が消失した。
- 同社は売上高が25%増の17億ドルに達すると予想されており、AIが同社のビジネスを脅かしているという見方に疑問を投げかけている。
- ウォール街は153ドルまで120%の上昇余地があると見ており、ガイダンスが堅調であれば80ドルへのテクニカルな反発も可能だとしている。
Key Takeaways:

アトラシアン・コーポレーション(TEAM)は、株価が2021年のピーク時である1株あたり483ドルから85%以上の調整を経て、数年来の安値となる69ドルまで急落したことを受け、4月30日に決算を発表する予定だ。
「私はアトラシアン・コーポレーションを『強い買い』と評価しており、2026年末までの目標株価を少なくとも100ドルとしている」と、ポートフォリオ・マネージャーのアキム・ゲレイロ氏はSeeking Alphaに記した。同氏は、市場がAIによる破壊的な影響への懸念を誤って織り込んでおり、非対称的な買い場が生まれていると主張している。
アナリストの予測によると、同ソフトウェア企業の直近四半期の売上高は25%増の17億ドル超に達する見通しだ。前四半期、アトラシアンの売上高は23%増の16億ドルとなり、クラウド売上高は26%増、受注残高(RPO)は44%増の38億ドルに跳ね上がった。GAAPベースの最終損益は4,200万ドルの赤字だったが、非GAAPベースの純利益は3億2,000万ドルを超えていた。
時価総額が1,100億ドル超からわずか180億ドルまで減少した背景には、AIツールが同社のプロジェクト管理ソフトウェアの必要性を代替してしまうのではないかという懸念がある。しかし、同社は製品にAIを統合しており、Expedia GroupやWorkdayなどのクライアントが採用しているAIアシスタント「Rovo」などがその例だ。今週の決算報告は、同社の成長が市場のAIへの懸念を払拭し続けられるかどうかの重大な試金石となる。
好調な決算内容と堅実なガイダンスが示されれば、株価は80ドルの抵抗線に向けて反発する可能性がある。アナリストの平均目標株価は153ドルとなっており、現在の水準から120%以上の上昇余地があることを示唆している。
今四半期のガイダンスは、投資家にとって最大の注目点となるだろう。ウォール街のアナリストは、売上高が20%増の16.4億ドルに達すると予測している。これらの期待を下回った場合、市場の懸念が裏付けられる形となり、株価はさらなる新安値へ向かう恐れがある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではない。