イノベーションパイプラインが調整後純利益を31.4%急増させる
正式にSBPグループに社名変更したシノ・バイオファーマシューティカルは、2025年通期の好調な財務結果を発表し、イノベーション主導の焦点の成功を実証した。3月26日、同社は売上高が10.3%増の3,183億円となり、調整後純利益が31.4%急増して454億円になったと発表した。この成長は、革新的な製品の売上高が26.2%増加して1,522億円に達し、現在総売上高の47.8%を占めていることに支えられた。
高価値製品への移行により、同社の売上総利益率は82.1%に改善した。幹部らは、配当を除いてもコア純利益が15%増加したと指摘したが、この数字にはまだ新たなライセンスアウト戦略からの収益は含まれていない。2025年末時点で1,690億円の純現金準備金を保有するSBPグループは、さらなる戦略的行動のための十分な資金を有している。
15.3億ドル規模のサノフィとの契約とプラットフォーム買収により新戦略が強化
SBPグループは、グローバル展開を加速させるために、「プラットフォームを買い、パイプラインを売る」という新たな戦略を積極的に実行している。「買い」の部分には、2025年7月に9.5億ドルでinnoBationを買収し、主要なADC技術プラットフォームを確保したこと、そして2026年1月に12億円でHerchiveを買収し、次世代siRNA送達プラットフォームを追加したことが含まれる。
「売り」の部分は、2026年2月にサノフィとのロフェシチニブ(JAK/ROCK二重阻害剤)に関する画期的なグローバルライセンス契約を通じて検証された。この契約は、1.35億ドルの前払い金と将来のロイヤリティを含め、最大15.3億ドルと評価されている。中国の移植薬としては過去最大規模となるこの取引は、SBPが自社開発のイノベーションを世界市場で収益化する能力を裏付けている。謝其潤取締役会長が述べたように、「外部ライセンス供与は、当社の将来のBD(事業開発)における主要な業績指標となるでしょう」。
2028年までに約20の新薬承認を目標とするパイプライン
同社の成長軌道は、豊富なパイプラインに支えられており、経営陣は2026年から2028年の間に約20の新しいクラス1革新的医薬品が市場で承認されると予測している。innoBationから買収したClaudin 18.2 ADCやCCR8 mAbなど、世界で最初のクラスに属する可能性を秘めた主要資産は、同社の将来のライセンスアウト計画の中心である。同社の証券コードがSBPグループに改名されたことは、イノベーションと国際化への戦略的転換を明確に示している。2026年と2027年におけるさらなる事業開発契約の成功的な実行が、この野心的な新しい章の重要な検証となるだろう。