主なポイント:
- Zscalerの株価は、平均を上回る出来高を伴い1セッションで8.5%急騰し、月間の上昇率は19%を超えました。
- 株価の上昇にもかかわらず、今期および来期の収益予想は据え置かれており、Zacksランクは「3(ホールド)」となっています。
- 同社のバリュエーションは割高と見なされていますが、アナリストの平均推奨レーティングは1.49と依然として強気です。
主なポイント:

Zscaler(ZS)の株価は5月18日、平均を上回る出来高に支えられ8.5%上昇しましたが、同社の将来の収益に関する基本的な予想は最近上方修正されていません。
この上昇により、クラウドセキュリティプロバイダーである同社の好調な1ヶ月が継続しており、過去4週間で株価は19.6%上昇し、Zacks S&P 500指数の5.6%の上昇を大幅に上回っています。Zacks.comのレポートは、「重要な問いは、株価が短期的にはどこへ向かうのかということです」と述べ、株価の勢いと停滞する収益見通しとの乖離を強調しました。
株価は上昇している一方で、収益予測は横ばいのままです。今期のコンセンサス予想利益は1株当たり1.00ドル、今会計年度の予想は4.03ドルです。次年度についても、4.55ドルのコンセンサス予想は過去1ヶ月間変わっていません。このような上方修正の欠如により、ZscalerのZacksランクは「3(ホールド)」となっています。
収益動向による中立的な見通しとは対照的に、ウォール街のアナリストは肯定的な見方を維持しています。45の証券会社に基づくと、Zscalerの平均推奨レーティング(ABR)は1.49で、「強い買い」と「買い」の間に位置しています。これらの推奨のうち34が「強い買い」、2つが「買い」です。しかし、Zscalerのバリュエーションは割高と見なされており、ZacksバリュースタイルスコアはDとなっています。
収益予想の対応する上昇を伴わない大幅な株価上昇は、上昇が持続不可能である可能性を示す「ブルトラップ(強気筋の罠)」を示唆している可能性があります。投資家は、最近の株価上昇を財務実績が正当化できるかどうかを確認するため、同社の次回の決算発表に注目することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではありません。