主なポイント:
- Q1売上高は130.3億元、粗利率は20.6%
- 4月の海外納入が初めて6,000台を突破
- 年末までにヒューマノイドロボットの量産を目指す
主なポイント:

小鵬汽車が発表した第1四半期の売上高は130.3億元、粗利率は20.6%。年初の低調な滑り出しから一転、第2四半期の納入台数は急回復すると予想され、同社はロボタクシーやヒューマノイドロボットを含むフィジカルAIへの軸足を本格化させている。
同社の何小鵬・董事長兼CEOは決算説明会で、「スマートEV事業はすでに収益化を達成しており、強力なキャッシュフローを生み出し、フィジカルAI向けの研究開発投資を支えている」と述べた。
4月の海外納入台数は初めて6,000台を突破し、国際市場からの収入は第2四半期の売上高の20%以上に寄与する見込み。同社は第1四半期、ノルウェー、デンマーク、インドネシアを含む6カ国で、新興中国EVブランドの中でNo.1の順位を獲得した。
これらの業績は、小鵬を単なるEVメーカー以上の存在として位置づけるものだ。同社は3つのフィジカルAIの柱を推進している。すなわち、高度運転支援システム「VLA 2.0」(欧州でテスト中で、搭載車両のADAS走行距離浸透率が50%超)、広州で第3四半期に開始予定のGX車両を使用したロボタクシー実証実験、そして年末までにIRONヒューマノイドロボットを量産し、来年から中国本土および海外で商業納入を開始する計画である。
5月20日に発売され、価格が35万元以上の6人乗りフラッグシップSUV「GX」は、ウルトラトリムが初期受注の80%以上を占め、中国で最も人気のあるプレミアムモデルの一つとなった。
小鵬は下半期にグローバルで4モデルを投入し、第4四半期には月間海外納入台数を1万台超で維持、通年の海外納入台数を倍増以上とする目標を掲げる。VLA 2.0システムは車両プラットフォームから分離されており、MONAシリーズを含む全ラインナップへの搭載が可能となっている。
今回の業績予想の上方修正は、経営陣が海外展開とAI主導の製品による成長加速を見込んでいることを示している。投資家は第2四半期の納入実績と、第3四半期に開始されるロボタクシー実証実験の商業化の兆候に注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。