要点:
- 海通国際は、キングソフト・クラウド(KC.US)を「アウトパフォーム」評価、目標株価25ドルでカバレッジを開始しました。
- 同行は、2027年までにAIがパブリッククラウド収益の73%を牽引すると予測しています。
- 調整後営業利益は、2026年に1億1300万人民元となり、黒字に転換する見通しです。
要点:

海通国際は、人工知能を核となる成長ドライバーとして挙げ、キングソフト・クラウド・ホールディングス(KC.US)のカバレッジを「アウトパフォーム」評価、目標株価25ドルで開始しました。
同行のレポートは、キングソフト・クラウドの独立性を利点として強調し、同社が「独自の大型言語モデル(LLM)を開発しておらず、顧客と実質的な競合関係にない」と指摘しています。
25ドルの目標株価は、来年度の予想株価売上高倍率(PSR)3倍に基づいています。海通国際は、同社のAI関連収益が2025年に前年比108%増となり、パブリッククラウド収益の45%を占め、成長の主軸になると予想しています。同行は、この寄与度が2026年には60%、2027年には73%に上昇すると予測しています。
海通国際は同社の収益化への明確な道筋を示し、調整後営業利益が2026年に1億1300万人民元で黒字転換し、2027年には4億5700万人民元に達すると予測しました。増収、AIミックスの拡大、およびコスト管理の改善により、2028年には調整後純利益が1億8500万人民元に転換する見通しです。
今回のカバレッジ開始と強気の見通しは、海通国際が主要クラウドプロバイダーに対して大幅なディスカウント水準にあると指摘した同社のバリュエーションに、投資家の注目を集める可能性があります。積極的なAI収益成長と収益化のタイムラインを達成できるかどうかが、投資家にとっての重要な焦点となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。