主なポイント
- ホーム・デポの第1四半期売上高は417.7億ドルで、市場予想の415.9億ドルをわずかに上回りました。
- 調整後1株当たり利益(EPS)は3.43ドルとなり、アナリスト予想の3.41ドルをわずかに上回りました。
- 同社は通期見通しを据え置き、既存店売上高を横ばいから2%増と予想しています。
主なポイント

ホーム・デポ(Home Depot Inc., NYSE: HD)が発表した第1四半期売上高はアナリスト予想をわずかに上回り、通期の業績見通しも据え置かれました。これは、住宅市場が停滞する中でも、住宅リフォーム需要が根強いことを示唆しています。
テッド・デッカー最高経営責任者(CEO)は声明で、「消費者の不確実性の高まりや住宅購入能力への圧力にもかかわらず、当社の事業における潜在的な需要は、2025年度を通じて見られたものと比較的同様でした」と述べました。
株価は時間外取引で1%以上上昇しました。この決算結果は、世界最大の住宅リフォーム小売企業である同社が、借入コストの高騰や住宅市場の停滞に耐えていることを示唆しています。顧客は依然として小規模なプロジェクトや修理への支出を続けています。
5月3日までの3か月間の売上高は417.7億ドルに達し、ウォール街の予想である415.9億ドルを上回りました。小売業の健全性を示す主要な指標である既存店売上高は、アナリスト予想通りの0.6%増となりました。一部項目を除いた1株当たり利益も3.43ドルとなり、予想を上回りました。
この堅調さは、米国の住宅市場が依然として低迷している中で示されたものです。全米不動産業者協会(NAR)によると、住宅ローン金利が数十年ぶりの高水準に近いことが潜在的な買い手の意欲を削いでおり、4月の中古住宅販売件数はほぼ横ばいでした。ホーム・デポの当四半期の顧客取引数は1.3%減少しましたが、平均客単価が92.76ドルと上昇したことで相殺されました。
ホーム・デポは2026年度の予測を維持し、総売上高の成長率を約2.5%〜4.5%、既存店売上高の成長率を横ばいから2%増と予測しています。
通期見通しの据え置きは、経営陣がインフレやガソリン価格の上昇に直面する現在の経済環境を乗り切れると確信していることを示唆しています。投資家は、消費者行動の変化の兆候を探るため、今後の四半期におけるプロ向けとDIY向けの販売比率に注目することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。