Key Takeaways:
- 第1四半期の収益は1億1,524万ドルで、アナリスト予想の1億2,020万ドルを下回りました。
- 1株当たり損失は0.10ドルで、市場予想の0.02ドルの損失を大幅に上回りました。
- 自社マイニング収益は期待を下回った一方、コロケーション・サービスは好調を維持しました。
Key Takeaways:

ビットコインマイナーのコア・サイエンティフィック(Core Scientific, Inc.、CORZ)は、2026年第1四半期の赤字が予想を上回ったと発表し、株価は6%以上下落しました。これは、前年同期比で大幅な増収となったものの、主力のマイニング事業が苦戦していることを示唆しています。
2026年3月31日に終了した当四半期の財務報告書により、課題が明らかになりました。同社は報告書の中で、「総収益は前年同期比で44.9%増加しましたが、自社マイニング部門が予想を下回り、最終利益に影響を及ぼしました」と述べ、明暗の分かれた運営結果を指摘しました。
コア・サイエンティフィックの総収益は1億1,524万ドルで、ザックス(Zacks)のコンセンサス予想を4.12%下回りました。1株当たり損失は0.10ドルで、わずか0.02ドルの損失という予想とは対照的な結果となりました。収益は前年同期の7,953万ドルから増加したものの、利益の数字は投資家を失望させました。
詳細を見ると、事業部門間でパフォーマンスに大きな乖離があることがわかります。同社のデジタル資産自社マイニング収益は3,011万ドルで、アナリストの平均予想である4,468万ドルを大幅に下回りました。この不足により、同セグメントでは1,708万ドルの売上総損失が発生しました。対照的に、コロケーション収益は7,754万ドルと好調で、コンセンサス予想の7,266万ドルを上回り、売上総利益は4,392万ドルに達しました。
大幅な業績未達と自社マイニング部門の急激な損失は、競争の激しいビットコインマイニング業界において、同社の運営効率と戦略に疑問を投げかけています。年初から株価は約52.4%上昇していましたが、第1四半期の決算を受けて株価に即座の圧力がかかっています。現在、アナリストはこの銘柄を「ホールド(維持)」と評価しており、同社は次四半期に収支均衡に達すると予想されています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。