主な要点
- バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、無錫リードの目標株価を57香港ドルから64香港ドルに引き上げ、「買い」評価を再確認しました。
- 今回の格上げは、第1四半期の純利益が前年同期比11%増の4億500万人民元となったものの、アナリスト予想を下回るという強弱入り混じる結果を受けたものです。
- BofAの強気シナリオは、高価値の電池設備受注に牽引されたマージン改善という同社のガイダンスに基づいています。

BofA証券は、無錫リード(00470.HK)の目標株価を57香港ドルから64香港ドルに引き上げ、第1四半期の決算が予想を下回ったものの、マージン改善の見通しが示されたことを受けて「買い」評価を継続しました。
同行の措置は、この設備メーカーの今後のガイダンスに対する自信を示しています。BofAは、高マージンの電池設備受注のバックログが計上されるにつれ、売上高総利益率が順次改善すると会社側が予想していることを指摘しました。
格上げは、無錫リードの第1四半期決算がBofAの予測を下回ったにもかかわらず行われました。売上高は前年同期比19%増の37億人民元でしたが、同行の予想を15%下回りました。純利益は11%増の4億500万人民元でしたが、予想を14%下回りました。BofAは、この要因を収益認識のタイミングと、低マージンの太陽光関連受注の割合が高かったためとしています。
目標株価の引き上げは、投資家が一時的な第1四半期の未達を度外視し、より収益性の高い電池セクターにおける同社の戦略的位置付けに注目していることを示唆しています。これを受けてBofAは、2026年と2027年の収益予想をそれぞれ2%と1%引き下げましたが、目標株価の引き上げは同社の長期的な収益力に対する確信を示しています。
無錫リードの鍵を握る変数は、太陽光事業よりも大幅に高いマージンを持つ電池設備受注残の執行と認識です。投資家は、マージン回復がガイダンス通り順調に進んでいるかを確認するため、8月に発表予定の第2四半期決算に注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。