- AMDのリサ・スーCEOは、CPU市場が今後5年間、年率35%以上で拡大し、従来の予測を上回ると予測しています。
- この強気な見通しは、AIやデータセンター・インフラへの需要急増に支えられており、この傾向はエヌビディアの記録的な成長の原動力にもなっています。
- エヌビディアなどとの激しい競争にもかかわらず、AMDは拡大するCPUセグメントに大きな機会を見出しており、それを自社の核心的な強みと考えています。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のリサ・スーCEOは、人工知能(AI)とデータセンターの容量増強を背景に、CPU市場が今後5年間で毎年35%以上成長し、大幅に加速するとの見通しを示しました。
スー氏は「CPU市場の成長は1年前の我々の予想を上回る速さであり、今後も拡大し続けるだろう」と述べました。同氏は、AMDが今後5年間、市場が毎年35%以上成長すると予想していることを指摘し、「これこそが我々の非常に強力な分野だ」と付け加えました。
AMDによるこの強気な予測は、半導体業界全体がAIブームに後押しされ、かつてない需要を経験している中で発表されました。競合するエヌビディア(Nvidia Corp.)は最近、四半期利益が211%増の583億ドルに達したと発表しました。ジェンセン・ファンCEOは「人類史上最大のインフラ拡張であるAI工場の建設が、並外れたスピードで加速している」と述べています。エヌビディアはGPUアクセラレータ市場を独占していますが、CPUは依然としてデータセンターの不可欠かつ成長を続ける構成要素です。
この急速な拡大は、激しい競争を招いています。グーグルやアマゾンのようなエヌビディアの主要顧客は独自のカスタムチップを開発しており、ライバルのインテル(Intel Corp.)やAMDもAIハードウェア市場のシェア拡大を狙っています。今年、エヌビディアの株価は20%上昇しましたが、投資家は2027年から2028年にかけてのAI構築の持続可能性を慎重に見極めています。eMarketerのアナリストは、市場が推論ワークロードへとシフトする中、長期的な成長シナリオに疑問を呈しています。AMDの予測は、この進化し競争の激しい環境において、基盤となるCPU市場の大部分を獲得することへの自信を示唆しています。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資アドバイスを構成するものではありません。