1月に上場したハイテク企業、KNOWLEDGE ATLAS(02513.HK)とMINIMAX-W(00100.HK)の2社は、IPO後の株価が300%以上急騰しており、ハンセン・テック指数への採用が有力視されている。四半期定例見直しの公式結果は、本日の取引終了後に発表される。
「KNOWLEDGE ATLASは510億から920億香港ドルのサウスバウンド(南向き)資金の流入を引き寄せる可能性がある」とブルームバーグ・インテリジェンスの分析チームは予測しており、指数採用によって解禁される多額のパッシブ投資効果を強調した。
今回の採用候補は投資家の強い関心を背景としており、直近の取引ではKNOWLEDGE ATLASが24.9%上昇、MINIMAX-Wが13.7%上昇した。一方で、ハンセン指数全体は0.1%の上昇にとどまり、世界的な楽観ムードを背景に日本の日経平均株価が3.5%急騰した他のアジア市場に比べ、落ち着いた動きとなった。
主要指数への採用は、上場投資信託(ETF)などのパッシブ投資ビークルによる強制的な買い入れを伴う。ファストエントリー・ルールに基づけば、KNOWLEDGE ATLASは6月8日にも本土・香港間の「港股通(ストックコネクト)」の対象となる可能性があり、新たな投資家層に道が開かれる。一方、MINIMAX-Wの採用は、種類株式(WVR)発行企業に対するより厳格な要件により、8月まで遅れる可能性がある。
今回の見直しを受け、アナリストからは他の構成銘柄変更に関するコメントも出ている。みずほ証券のアナリスト、Willer Chen氏は、BEONE MEDICINES(06160.HK)、BEKE-W(02423.HK)、ZHAOJIN MINING(01818.HK)、YUM CHINA(09987.HK)がハンセン指数の有力な候補であると述べた。
また、Chen氏は、AKESO(09926.HK)がハンセン中国企業指数に採用される可能性がある一方で、SUNNY OPTICAL(02382.HK)はハンセン指数の構成銘柄から外れるリスクがあると指摘しており、市場構成の変化を反映している。
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