主なポイント:
- 3月の新車納車台数は前年比90%増の29,318台に達しました。
- 第1四半期の累計納車台数は77,037台で、前年同期比86%増となりました。
- 高級EVブランドの好調な業績は、親会社である吉利汽車(00175.HK)にとって大きな追い風となっています。
主なポイント:

(P1) 吉利汽車控股有限公司(00175.HK)傘下の高級電気自動車(EV)子会社であるジーカー(Zeekr)は、3月の納車台数が前年同月比90%増の29,318台に達したと発表しました。これは、競争の激しい中国市場における堅調な需要を反映しています。
(P2) 同社の広報担当者は発表の中で、「この結果は、プレミアムEVセグメントをターゲットとする当社の戦略が正しいことを証明しています」と述べました。
(P3) 2026年第1四半期のジーカーの累計納車台数は77,037台となり、前年同期比で86%増加しました。創業以来の世界累計納車台数は、現在約72万台に達しています。なお、今回の納車報告には収益や収益性の数字は含まれていません。
(P4) この好調な販売データは、EV部門の成長に支えられている親会社の吉利汽車にとって大きな後押しとなります。今回の報告に先立ち、HSBCリサーチは最近、販売台数と利益率の拡大期待を理由に、吉利汽車の目標株価を32 港元(HKD)に引き上げました。
ジーカーの業績は、成長著しく競争の激しい中国のEV分野において、Nio(上海蔚来汽車)やLi Auto(理想汽車)などのライバルと競う吉利の広範な戦略を示す重要な指標です。高い成長率の持続は、ジーカーがプレミアムセグメントで市場シェアを確実に獲得していることを示唆しています。
堅調な納車台数は、ジーカーの製品ラインナップが引き続き消費者の支持を得ていることを示しており、吉利汽車の株価評価を支える要因となる可能性が高いです。投資家は、5月に予定されている第1四半期の通期決算報告を注視し、車両利益率や収益性の詳細を確認することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。