シャオミ株が6.9%下落、SU7の納車開始にもかかわらず
シャオミ株式会社(HK:1810)は、自動車産業への進出における重要な一歩として、新型電気自動車SU7の納車を開始しました。しかし、この営業上の節目は、市場の急落によって影が薄れました。同社の株価は香港市場で6.9%下落し、33.80香港ドルとなりました。この下落は、週初めの約12%の株価上昇を帳消しにし、EV部門の収益性に対する投資家の懸念を反映しています。アナリストは、激しい価格競争と、特にバッテリーやチップなどの部品コストの上昇が、利益率圧力の主な要因であると指摘しています。
改良型SU7は219,900人民元から、激戦市場に投入
改良型SU7は、スタンダードバージョンが219,900人民元という開始価格で、激しい競争市場に投入されます。これは以前のモデルから4,000人民元の値上がりです。249,900人民元のProバージョンと303,900人民元のMaxバージョンを含むラインナップは、全グレードで800V高電圧プラットフォームとLiDARを標準装備しています。発売当初は大きな関心を集め、34分以内に15,000件以上の確定注文を獲得しましたが、これは初代モデルの驚異的な需要に比べると穏やかなペースでした。創業者の雷軍氏は、以前の生産ボトルネックを認め、供給と需要をより良く一致させ、初期顧客を苛立たせた長期納車遅延を避けるため、発売の2ヶ月前から量産を開始したと述べています。
業界の逆風の中、2026年に55万台の納車目標を設定
シャオミは2026年までに55万台の車両納車という野心的な目標を設定しています。これは2025年の41万台から34%の増加に相当します。この目標を達成するには、月平均約49,100台という厳しい台数が必要です。この積極的な成長戦略は、困難な背景の中で展開されています。中国自動車工業協会(CAAM)によると、2026年2月の中国新エネルギー車(NEV)市場の販売台数は前年同期比で減少しました。さらに、雷軍氏は、メモリチップやその他の原材料価格の急騰による大幅なコスト圧力を公に認めており、この課題はEVセクターにおける持続可能な収益性への道を複雑にしています。