要点:
- UBSは永達汽車の投資判断「売り」を継続し、目標株価を1.45香港ドルから1.26香港ドルに引き下げました。
- この修正は、永達汽車が2025年下半期に3億400万人民元の非IFRS基準調整後純損失を報告したことを受けたものです。
- 同行は、新車および高級車の販売減少、激しい価格競争、およびアフターサービス収入の減少を理由に挙げています。
要点:

UBSは、損失の拡大と困難な市場環境を理由に、永達汽車(03669.HK)の目標株価を従来の1.45香港ドルから1.26香港ドルに引き下げ、「売り」レーティングを維持しました。
今回の下方修正は、昨年下半期の非IFRS基準調整後純損失が3億400万人民元となったことを受けたものです。UBSのリサーチレポートによると、前年同期の調整後純利益2億7,500万人民元から急激な暗転となりました。
同期中、永達汽車の新車販売台数は前年同期比10.7%減少し、高級車販売は13.3%減少しました。これにより新車販売収入は13.3%減少しましたが、同行はこれを販売量の低下と価格競争の激化の両方に起因すると分析しています。アフターサービス収入も5.7%減少しました。
今後の展望について、UBSはドイツの自動車メーカーが販売促進のために値下げを行っているものの、ディーラーへのメリットは限定的である可能性があると指摘しました。また、次世代EVプラットフォームを採用したBMWの新モデルが中国に導入されるのは、2026年第4四半期以降になると強調しました。
低調な業績を受け、UBSは永達汽車の2026年から2028年までの利益予想を13%から14%引き下げました。同行は、自動車金融のリベート政策の引き締めにより、同社の手数料収入は引き続き圧迫されると予想しています。
「売り」レーティングは、株価に大幅な下落リスクがあることを示しています。投資家は、2025年末からのマイナスのトレンドが継続しているかどうかを確認するため、第1四半期の販売データに注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。