主要なポイント
イランでの紛争開始後、安全資産需要によってフランの価値が急騰したことを受け、スイス国立銀行は政策金利を0%に据え置いた。中央銀行は、国家の輸出主導型経済を保護し、デフレを防止するため、特にユーロに対してフランを弱体化させるべく、為替市場に直接介入する意欲が高まっていることを示唆した。
- 3月19日、スイス国立銀行は3会合連続で主要政策金利を0%に維持し、外国為替市場に介入する準備があることを発表した。
- この措置は、2月28日の紛争開始後、ユーロが一時的に0.90スイスフランを下回る10年来の安値を記録するほどのフランに対する強い圧力が背景にある。
- ユーロに対しては強いものの、フランは米ドルに対しては弱体化しており、米ドルは地政学的リスクの高まりの中で市場が唯一好む安全資産として浮上している。
