上美、2025年の利益成長率が最大44.4%に
3月9日、化粧品会社の上美(Shangmei Co., Ltd.、証券コード:02145)は、2025会計年度の好調な業績予測を発表し、収益性が大幅に向上する見通しを示しました。同社は総売上高が91億元から92億元に達すると予想しており、これは2024年の68億元から34.0%から35.4%の増加に相当します。さらに注目すべきは、株主に帰属する純利益が11億4,000万元から11億6,000万元になると予測されており、これは2024年の8億300万元から41.9%から44.4%の大幅な前年比増加となります。
これらの結果は、勢いが加速しており、下半期のパフォーマンスが特に好調であることを示しています。2025年下半期の売上高は約51.7%から54.8%増加し、利益は49.3%から54.4%増加すると予測されており、これは業務効率の向上と市場浸透の強化を示唆しています。
韓束とnewpageブランドが多ブランド戦略を牽引
同社の成長は、効果的な多ブランド戦略に支えられています。中核ブランドである韓束は、引き続き主要な収益源であり、人気の「紅蛮腰」シリーズは累計1,650万セットを販売しています。同ブランドはDouyinの美容品売上高ランキングで3年連続トップを獲得し、市場でのリーダーシップを確固たるものにしました。
同時に、上美は新しい事業を成功裏に育成する能力も証明しました。新しいベビーケアブランドのnewpageは、大幅な売上高成長をもたらし、同社の新たな柱としての地位を確立しました。高成長・高利益率の乳幼児向け機能性スキンケア分野をターゲットとすることで、newpageは急速に市場シェアを獲得し、同社のカテゴリー拡大に対する戦略的アプローチの有効性を実証しました。
申万宏源、戦略実行を受けて「買い」評価を再確認
この力強い予測を受けて、申万宏源は上美の「買い」評価を維持し、同社の長期的な優位性に対する自信を表明しました。投資銀行は、上美の明確な「単一集中、多ブランド、グローバル化」戦略を強調しました。報告書は、韓束ブランド単独で売上高が100億元に迫り、ベビー向けnewpage、敏感肌向け安敏優、メイクアップブランドNanamyなどの新ブランドが重要な市場の隙間を埋めると予測しています。
今後、上美は北米とヨーロッパへのグローバル展開を計画しています。その成長軌道に基づき、申万宏源のアナリストは、2025年の予想PERが18倍、2026年が15倍、2027年が12倍となると予測しており、利益成長に伴い評価額がますます魅力的になることを示唆しています。