主なポイント:
- Prosusは3月23日の週に1億640万ユーロで264万株を買い戻し、継続中の自社株買いプログラムを加速させました。
- 親会社のNaspersも並行して自社株買いを実施し、10億6,000万ランド(ZAR)以上で120万株を取得しました。
- この大幅な資本還元は、経営陣が株価を割安と判断していることを示唆しており、一株当たり利益(EPS)の向上を目指しています。
主なポイント:

技術投資会社のProsus NVは、3月23日の週に1億640万ユーロ(1億2,300万ドル)で264万株の自社株を買い戻し、数年間にわたる自社株買いプログラムを強化しました。
この自社株買いは、2022年に発表された無期限プログラムの一環です。Prosusの広報担当者は、本プログラムに関する以前の声明で、「継続的な買い戻しプログラムは、株主価値を解き放つための重要な手段である」と述べています。
株式は平均価格40.2522ユーロで取得されました。同週、親会社のNaspers Ltd.も、平均価格883.5353ランド(ZAR)で、10億6,000万ランド(6,240万ドル)相当の120万株を買い戻しました。
この大規模な資本還元は、一株当たり利益(EPS)を向上させるために設計されており、株価が本源的価値を下回って取引されているという経営陣の自信の表れでもあります。買い戻しの資金は、中国の技術大手テンセント・ホールディングス(Tencent Holdings Ltd.)に対する同グループの膨大な持ち株の一部を定期的に売却することで賄われています。
Prosusとその南アフリカの親会社Naspersによる継続的な自社株買いは、市場価値と基礎資産の価値との間に長年存在するディスカウント(割安状態)を解消するための戦略の中核です。両社の主要資産はテンセントへの多額の投資であり、歴史的にテンセントの価値はProsusとNaspersの合計時価総額を上回ってきました。
テンセント株を計画的に売却し、その利益を自社株買いに充てることで、両社はこの評価ギャップを埋め、株主還元を向上させることを目指しています。今回の週間買戻しは、その長期的な取り組みの継続を意味します。
これらの自社株買いが継続的なペースで行われることで、両銘柄の株価に一定の下支え効果がもたらされています。投資家は、プログラムの速度やテンセントに対するバリュエーション・ディスカウントへの影響を測るため、毎週開示される買戻し状況を注視することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。