主なポイント:
- ORICファーマシューティカルズは、第3相前立腺がん治験におけるリンジメトスタットの投与量を1日400mgに設定しました。
- Himalayas-1試験では、アビラテロン治療後のmCRPC患者を対象に、ダロルタミドとの併用療法を検証します。
- グローバル治験の開始は2026年上半期に予定されており、製品化に向けた重要な一歩となります。
主なポイント:

ORICファーマシューティカルズは火曜日、転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者を対象としたグローバル第3相試験において、同社の主要開発薬であるリンジメトスタットの用量を1日1回400mgに決定しました。
同社の広報担当者は発表の中で、「リンジメトスタットの第3相推奨用量(RP3D)の決定は、開発パスの不確実性を軽減する極めて重要なステップです」と述べています。
今後実施される承認申請のための「Himalayas-1」試験では、リンジメトスタットとダロルタミドの併用療法を評価します。この試験は、アビラテロンによる治療後に病勢が進行した患者を対象としています。同社によると、この用量は、同クラスで最高のプロファイル(best-in-disease)を持つ可能性を裏付ける最適化データに基づいて選定されました。
治験は2026年上半期に開始される予定です。このマイルストーンにより、ORICファーマシューティカルズは競争の激しいオンコロジー(腫瘍学)市場における将来の製品化に一歩近づき、良好な結果が得られれば将来的に大きな収益が見込まれます。
リンジメトスタットがピボタルな第3相試験に進むことは、ORICにとって大きな進展です。投資家は今後、2026年の正式な治験開始と、その後の継続的な中間データの発表を注視することになるでしょう。ダロルタミドのような確立された薬剤との併用は、治療が困難な患者層に対して新たな選択肢を提供する可能性があります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。