要旨:
メルコ・インターナショナルは、カジノおよびホテル事業の業績改善を背景に、2025年度の純利益が10億香港ドルを超え、前年度の赤字から黒字転換を果たしました。
- 通期純利益は10億5,800万香港ドルとなり、前年度の赤字から一転しました。
- 純収益は前年比11.2%増の402億4,100万香港ドルに達しました。
- カジノ部門の回復により、調整後EBITDAは17.6%増の106億2,500万香港ドルとなりました。
要旨:
メルコ・インターナショナルは、カジノおよびホテル事業の業績改善を背景に、2025年度の純利益が10億香港ドルを超え、前年度の赤字から黒字転換を果たしました。

メルコ・インターナショナル・ディベロップメント(00200.HK)は、カジノおよびホスピタリティ部門の業績好調により、前年度の大幅な赤字から一転、2025年度に10億5,800万香港ドルの純利益を計上しました。
同カジノ・リゾート運営会社は、通期純収益が前年比11.2%増の402億4,100万香港ドルになったと発表しました。2024年の7億8,500万香港ドルの赤字からの転換は、主にカジノおよびホテル運営の業績向上に加え、特定の非流動資産の減損戻入によるものです。
今回の決算では1株当たり利益0.50香港ドルを記録しましたが、期末配当は見送られました。大幅な黒字転換と、調整後EBITDAが17.6%増の106億2,500万香港ドルとなったことは、ゲーミングセクター全体の回復が進む中で投資家の信頼を高める可能性があります。
同社の業績は、メルコにとって主要市場であるマカオのゲーミング業界の継続的な回復を反映しています。経営環境の改善により、統合型リゾート(IR)ポートフォリオ全体で良好な結果が得られました。黒字化したものの、期末配当を見送った決定は、同社がバランスシートを強化する中で保守的な資本管理アプローチをとっていることを示唆しています。取引所データによると、同社株の空売り残高は直近の出来高の17.57%に達しています。
黒字転換は、メルコの事業回復が勢いを増していることを示しています。投資家は、このトレンドの持続性を確認するため、今後数四半期における持続的な収益成長とマージン改善を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。