HSBCが19億元(RMB)の損失を予測、利益予測を70%削減
HSBCグローバル・インベストメント・リサーチは、理想汽車(Li Auto)に対する期待を大幅に引き下げ、2026年第1四半期に19億元(RMB)の純損失を予測しています。同行は、同社の香港上場株式の目標株価を72香港ドルから67香港ドルに、米国上場株式の目標株価を18.6米ドルから17.2米ドルに引き下げました。この修正は、2025年第4四半期の業績が低調であったことに加え、季節的要因と競争による継続的な圧力を予測したもので、販売台数は四半期比で20%減少し、約8万7,000台になると見込まれています。
この下方修正は直近の四半期にとどまらず、HSBCは2026年と2027年の売上高予測をそれぞれ19%と16%削減しました。さらに劇的なことに、同行は同年の利益予測を驚異的な70%と26%も大幅に削減しました。これらの厳しい修正にもかかわらず、HSBCは同株に対する「ホールド」評価を維持しており、これは outright な売り推奨ではなく、慎重な姿勢を示しています。
RWCの3,300万ドル(USD)売却により機関投資家の売りが加速
HSBCの弱気分析は、理想汽車に対する機関投資家の信頼が薄れているという広範な傾向を反映しています。2025年第4四半期、RWCアセット・アドバイザーズは、推定3,300万米ドル相当の1,638,544株を売却し、保有ポジションを完全に清算しました。この動きは特に注目に値します。なぜなら、この持ち分は前四半期には同ファンドの運用資産総額の6.8%を占めていたため、単なるポートフォリオのリバランスではなく、決定的な撤退を示唆しているからです。
この機関投資家による資金流出は、株価の低迷と根底にある事業上の課題と一致しています。2026年3月19日現在、理想汽車の株価は過去1年間で38%下落しています。同社は、熾烈な国内価格競争や、競合するプレミアムセグメントでの予想を下回る消費者需要など、中国の電気自動車市場における大きな逆風に直面しています。RWCのようなファンドによる完全な撤退は、同社の今後の道のりがかなりの障害に直面するという投資家の信念が高まっていることを強調しています。