嵐図汽車(Lan Tu Auto、07489.HK)は3月に1万5,019台の新車を納車し、前年同月比50.1%増を記録した。これは、中国の電気自動車(EV)メーカーである同社の拡充されたモデルラインナップに対する需要が加速していることを示している。
同社は、新型「嵐図泰山(Taishan)Ultra」に関する声明で、「L3レベルの車両アーキテクチャと全シナリオ対応のインテリジェント・ドライビング機能を備えて設計されており、ユーザーに包括的な安全体験を提供する」と述べている。
3月の実績は前月比で79.7%増加した。2026年第1四半期の累計納車台数は3万3,892台となり、前年同期比で30.2%増となった。この好調な四半期業績は、3月10日に「嵐図夢想家(LAN TU Dreamer)」の累計生産20万台目がラインオフしたことなど、複数の製品マイルストーンによって支えられている。
このニュースを受けて、嵐図汽車の株価は5.66%上昇し、5.41香港ドルとなった。同社はプレミアムセグメントへの注力を継続しており、今年の第2四半期には大型5人乗りSUV「泰山 X8」の発売を予定している。
同社は、競争の激しい中国のEV市場でより大きなシェアを獲得するため、製品ポートフォリオを積極的に拡大してきた。3月17日には、高度なインテリジェント・ドライビング機能を特徴とする「嵐図泰山 Ultra」の量産と納車が開始された。
納車台数の伸びに合わせて、同社は3月19日に「中庭級」の大型5人乗りSUV「泰山 X8」を披露した。このモデルは2列目にデュアル・ゼログラビティ・シートを装備しており、同社はこの機能がセグメントで世界初であると主張している。下半期の販売において重要な貢献を果たすことが期待されている。
嵐図汽車の好調な納車実績は、世界最大の自動車市場における消費者需要の主要指標である中国EV業界全体の3月実績にポジティブなトーンを与える可能性がある。投資家は、セクター全体の健全性を測るため、蔚来(Nio Inc.)や小鵬汽車(XPeng Inc.)といった競合他社の納車報告を注視することになるだろう。
納車台数の持続的な成長は、同社の生産増強と新モデルの市場受容性を裏付けている。第2四半期に予定されている「泰山 X8」の投入は、高級ファミリーSUVセグメントにおけるブランドの魅力を試す重要なイベントとなるだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。