英国ブランドが利益を6%増の5億6,000万ポンドに押し上げ
キングフィッシャーPLCは、2026年1月31日を期末とする会計年度の調整後税引前利益が6%増の5億6,000万ポンドに達したと報告しました。これは、同社のガイダンスである5億4,000万~5億7,000万ポンドの中間値を上回るものです。FTSE100指数構成企業の小売業者の総売上高は1.3%増の129億ポンドとなり、粗利益率が80ベーシスポイント拡大して38.1%となったことで収益性が向上しました。この財務力の主な支えとなったのは、英国とアイルランドの堅調な業績であり、既存店売上高が3.3%増加し、フランスとポーランドの低迷する取引状況を相殺しました。
B&QとScrewfixが市場シェアを獲得し、売上を牽引
同社の英国ブランドであるB&QとScrewfixが主な成長エンジンとなりました。B&Qの売上高は4%増の40億ポンド、Screwfixの売上高は4.5%増の28億ポンドに急増しました。両チェーンは、競合であるHomebaseの破綻後、市場シェアを効果的に獲得し、B&Qは旧Homebaseの8店舗を新店舗に転換しました。Screwfixは32店舗を新規開設し、プロ顧客からの旺盛な需要を活かして急速な拡大を続けました。デジタル売上高も大きく貢献し、Screwfixのeコマースチャネルは5.2%成長し、総売上高の59.4%を占めました。
キングフィッシャーは3億ポンドの自社株買いを約束し、さらなる成長を予測
2026年3月24日、キングフィッシャーは新たな3億ポンドの自社株買いを発表しました。これは、以前に同額の自社株買いを完了した後の、財務健全性への自信と株主還元へのコミットメントを示すものです。同社は年間配当を1株あたり12.40ペンスで据え置きました。2026/27会計年度を見据え、経営陣は、欧州市場の消費環境がまちまちであるにもかかわらず、継続的な勢いを予測し、調整後税引前利益を5億6,500万ポンドから6億2,500万ポンドの範囲と予想しています。