合併後の純利益が113.5%急増し2,780億元に
国泰海通は、画期的な合併を完了して以来初の年次報告書において、2025会計年度に強力な財務実績を開示し、新たな市場リーダーシップを確固たるものにしました。親会社株主に帰属する純利益は113.52%急増し、2,780.9億元に達しました。総収益は87.40%増の6,310.7億元となりました。この成長は、総資産が101.80%増加して2.11兆元に達し、業界最大の証券会社となるというバランスシートの大幅な拡大に繋がりました。同社の効率性も向上し、加重平均自己資本利益率(ROE)は1.64パーセンテージポイント上昇して9.78%となりました。
富裕層向け資産管理部門の収益が2,495億元に倍増
この爆発的な成長の主な原動力は、同社の主要な収益源となった富裕層向け資産管理部門でした。この部門の収益は114.77%増加し、2,495億元に達し、粗利益率は14.87パーセンテージポイント大幅に拡大して54.01%となりました。この業績は、3,933万人の国内顧客基盤と、株式・ファンド取引市場で8.56%というトップの市場シェアに支えられました。他の事業部門も好調な結果を示し、法人・取引事業の収益は43.99%増の1,959.4億元となりました。さらに、総投資収益は2,670億元に倍増以上となり、前年比105.07%増となりました。
株主へ約1,000億元の還元を計画
国泰海通の経営陣は株主還元への強いコミットメントを示し、2025年には総額996.8億元の現金分配を提案しています。この金額は、875.7億元の配当と、年間純利益の35.84%を占める年間実施済み自社株買い121.1億元で構成されます。10株あたり3.5元の配当計画は、株主総会の承認を待っています。2026年に向けて、同社はさらなる相乗効果を引き出し、顧客サービス能力を強化し、将来の成長を促進するための「ALL in AI」戦略を実行するために、子会社の統合を深めることに注力すると表明しました。