主要なポイント
ユーロ圏の2大経済圏における2月のインフレデータは、まちまちの様相を呈し、欧州中央銀行(ECB)の現在の金融政策を裏付けるものとなりました。ドイツの物価上昇率はECBの目標水準まで鈍化する一方、フランスのインフレ率は数年ぶりの低水準から回復し、ECBが短期的に方針を変更する可能性は低いことを示唆しています。
- ドイツのインフレ率は2月に2.0%にわずかに低下し、エコノミストの予想である2.1%をわずかに下回りました。
- フランスの消費者物価は、1月のパンデミック時代以来の低水準である0.4%から1.1%に上昇し、急激な反発を見せました。
- この異なるデータは、ECBの現在の政策スタンスを支持し、差し迫った利下げへの期待を抑制しています。
