主なポイント:
ファー・イースト・コンソーシアムは、ザ・リッツ・カールトン・メルボルンの持ち分49.9%を約3億1500万香港ドル(約5820万豪ドル)で売却します。
- この取引により、同社は約9924万香港ドルの一時的な利益を計上する見込みです。
- 買い手は同社の会長とその娘が支配する実体であり、株主の承認が必要な関連当事者取引に該当します。
- この売却により、香港上場の同社はオーストラリアのホテル資産から価値を回収し、負債を削減することができます。
主なポイント:
ファー・イースト・コンソーシアムは、ザ・リッツ・カールトン・メルボルンの持ち分49.9%を約3億1500万香港ドル(約5820万豪ドル)で売却します。

ファー・イースト・コンソーシアム・インターナショナル(遠東発展、00035.HK)は、同社の経営幹部との契約により、ザ・リッツ・カールトン・メルボルンを所有する企業の持ち分49.9%を約3億1500万香港ドル(約5820万豪ドル)で売却することに合意しました。
取引の詳細は香港証券取引所への開示書類で明らかにされており、買い手と会社との関係から、この取引は関連当事者取引に分類されています。
売却価格は、市場評価額の2億3300万豪ドルをわずかに上回る、合意された物件価格2億3320万豪ドルに基づいています。推定1億1700万豪ドルの銀行借入残高を差し引いた後、残存価値に49.9%の持ち分を乗じて算出されました。買い手は、会長のタン・スリ・ダト・デビッド・チウ(邱達昌)氏(45%)とその娘である執行理事のウィニー・チウ(邱詠筠)氏(55%)が間接的に所有する実体です。
ファー・イースト・コンソーシアムにとって、この売却により約1834万豪ドル(約9924万香港ドル)の利益が発生する見込みです。完了後、ホテル所有実体は子会社ではなくなり、その財務業績はグループの連結決算から除外されます。
この取引により、香港上場の同デベロッパーはオーストラリアのホテルポートフォリオから価値を顕在化させ、関連債務を削減することができます。しかし、関連当事者間の取引であるため、独立株主の承認が必要となり、コーポレート・ガバナンスの観点から精査される可能性があります。投資家は、資産売却の最終決定に向けた今後の株主投票を注視することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。