DOMA、株価5年間で68%下落を理由に委任状争奪戦を開始
2026年3月11日、アクティビスト投資家DOMA Perpetual Capital Managementは、Pacira BioSciences(NASDAQ: PCRX)に対して委任状争奪戦を開始しました。同社は、Paciraの7.1%の株式を保有しており、取締役会に3名の新候補を指名したと発表しました。この動きは、DOMAが適切な監督を怠っていると非難する現在の取締役会と経営陣に対する直接的な挑戦です。
アクティビストキャンペーンの核となるのは、CEO兼取締役のフランク・リー氏の即時交代と、事業全体の正式な売却プロセスの開始という二つの主要な要求です。DOMAは、これらの措置が、長年にわたる株主価値破壊の傾向を逆転させ、同社に対する市場の信頼を回復するために極めて重要であると主張しています。
現CEOの下でPaciraの価値は30%下落
アクティビストの主張は、深刻かつ長期にわたる業績不振に基づいています。Paciraの株価は、過去5年間で68%、過去10年間で56%暴落しました。CEOフランク・リー氏の在任期間中、株価は特に30%下落しています。DOMA Perpetualは、これを直接的に経営陣の失敗に帰しています。
同社は、一貫して収益目標を達成できず、継続的に下方修正され、その後も未達となるガイダンスなど、運営上の誤りが続いているパターンを強調しています。さらに、Paciraは過去2年間、連結収益を達成できていません。DOMAは、株価が、同社の経営陣と取締役会の双方に対する市場の深い不信感を反映していると主張しています。
アクティビストは売却プロセスを監督する新取締役を提案
ターンアラウンド計画を実行するため、DOMAはクリストファー・デニス、オリバー・ベントン・カーティス、エリック・デ・アルマスを取締役会に指名しました。同社は、指名された候補者が戦略的資本配分、ヘルスケア、リスク管理、内部調査において幅広い専門知識を持っていると述べており、DOMAはこれらのスキルが現在の取締役会に不足していると主張しています。
新取締役の最終目標は、暫定CEOを就任させ、戦略的代替案の正式なレビューを実施し、Pacira BioSciencesの売却で締めくくることです。DOMAは、長年の不振の後、これが株主にとって価値を解き放つ最も効果的な道であると信じています。