シティ、利益率懸念からジャイアントバイオジェンの目標を17%引き下げ
シティグループは3月20日、スキンケア企業ジャイアントバイオジェン(02367)の目標株価を44.6香港ドルから17%引き下げ、37香港ドルとするとした調査レポートを発表しました。この修正は、売上高と利益率の見通しが弱まったことによるもので、同行は2026年と2027年の1株当たり利益予測をそれぞれ8%と13%下方修正しました。この調整は、特定の販売チャネルにおける継続的な逆風とコスト上昇を反映しています。
目標株価の引き下げにもかかわらず、シティの分析では、ジャイアントバイオジェンの2025年の純利益が7%減少したことは、同行自身の予測および会社の以前のガイダンスと一致していることが強調されました。TmallやDouyinのようなオンラインDTC(直接消費者向け)チャネルでの予想を上回る好調な業績は、同社の販売代理店事業における大幅な弱さを相殺するのに役立ちました。
ジャイアントバイオジェン、2026年の収益成長率10%をガイダンス
ジャイアントバイオジェンの経営陣は、2026年に10%の収益成長を目標に設定しており、主要ブランドであるComfyとCollagenの両方が同様に貢献すると予想されています。同社は、困難な環境を乗り越える中で、純利益が横ばいか若干の成長を示すと予測しています。このガイダンスは、シティグループによって市場の最も悲観的なシナリオよりも楽観的であると見なされました。
同社の販売プラットフォーム全体での業績はまちまちでした。昨年の第3四半期の在庫調整と「独身の日(ダブルイレブン)」セール期間中の大規模なプロモーション活動により、JD.comでの売上は減少しました。オフラインでの直販の伸びも鈍化し、販売代理店経由の売上も減少しました。しかし、経営陣は、コラーゲンスティック、医療用ドレッシング、集中クリームなどの主力製品が引き続き主要な売上牽引役であると述べました。
シティ、下半期の回復期待で「買い」評価を維持
短期的な課題を認めつつも、シティグループは株式に対する「買い」評価を維持し、下半期における潜在的な回復への自信を示しました。同行の肯定的な見解は、2026年の予想株価収益率18倍で取引されているという「底値」のバリュエーションに基づいています。アナリストは、比較対象となる基準が低いため、下半期の業績がより堅調になると予想しています。
今後、シティは2026年のジャイアントバイオジェンの粗利益率が1パーセントポイント未満でわずかに縮小すると予測しています。この圧力は、製品構成の変化と原材料コストの増加に起因するとされています。継続的な特別配当を含む安定した配当も、投資を支持するポジティブな要因として挙げられました。