調整後1株当たり利益が14%増の3.48カナダドルに
モントリオール銀行(BMO)は、第1四半期の決算で予想を上回る好成績を発表し、調整後1株当たり利益は14%増の3.48カナダドルとなりました。この数値は、1月31日までの3ヶ月間におけるアナリストのコンセンサス予想である3.21カナダドルを上回りました。同行の純利益は、前年同期の21億4,000万カナダドルから24億9,000万カナダドルに増加し、総収益は92億7,000万カナダドルから98億2,000万カナダドルに伸びました。
信用引当金が7億4,600万カナダドルに減少し、利益を押し上げ
今回の増益の主な要因は、潜在的な不良債権のために確保される資金の大幅な削減でした。当四半期の信用損失引当金は7億4,600万カナダドルとなり、アナリストが予想していた8億1,900万カナダドルを著しく下回り、前年同期の10億1,000万カナダドルから大幅に減少しました。この信用見通しの改善は、不良債権総額の減少によってさらに裏付けられ、不良債権は前四半期の70億9,000万カナダドルから68億6,000万カナダドルに減少しました。
自己資本比率は13.1%を維持、規制上の最低水準を上回る
BMOは堅固な自己資本状況を維持し、普通株式等Tier 1(CET1)比率を13.1%と報告しました。これは前四半期の13.3%からわずかに減少したものの、カナダの規制当局が求める最低水準である11.5%を依然として十分に上回っています。同行の収益性は、調整後自己資本利益率も12.4%に拡大させ、2027年までに15%という目標に向けた進展を示しています。経営陣は、米国、メキシコ、カナダの貿易協定の今後の再交渉が、2026年の貿易政策を形成する重要な要因になると述べました。