- 第1四半期の純利益が前年同期比で50%〜55%減少する見込み
- 季節的な要因とユニット製造コストの上昇が原因
- シティは「買い」評価を維持、株価の下落を絶好の買い機会と判断
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ユエユエン・インダストリアル(00551.HK)の株価は、季節的要因やコスト増を理由に、第1四半期の純利益が前年同期比で最大55%減少する可能性があるとの警告を発表した後、12%以上急落しました。
シティグループのアナリストはリサーチノートの中で、「第1四半期は通常、業界のオフシーズンであるため、今回の業績警告は予想通りである」と述べ、同銘柄の「買い」評価を再確認しました。
世界最大のブランド靴メーカーである同社は、3月31日に終了した3カ月間の純利益が、前年同期の調整後利益7,580万ドルに対し、前年同期比で50%〜55%減少すると予想しています。同社はこの減益の理由として、複雑な世界情勢、地政学的緊張、および製造部門のユニットコスト上昇を招いた季節的なミスマッチを挙げています。
香港市場で株価は12.27%下落し、14.88香港ドルとなりました。この警告にもかかわらず、シティは目標株価を21香港ドルに設定し、現在のバリュエーションは魅力的であり、株価の下落は「絶好の買い機会」であるとの見解を示しています。
シティのアナリストは、ユエユエンのバリュエーションは依然として説得力があり、株価収益率(PER)は8倍強、株価純資産倍率(PBR)は0.7倍であると強調しました。同銀行は、通年の配当利回りを約8%と予測しています。
同社の経営陣は、第1四半期が通常、粗利益率のパフォーマンスが最も低い時期であることを認めています。彼らは、シティと同様に、年内の残りの期間を通じて利益率が四半期ごとに徐々に改善すると期待しています。
今回の業績警告は、世界の靴サプライチェーンに対する短期的な圧力を浮き彫りにしています。投資家は、同社のコスト管理能力と今後の四半期における利益率の改善を注視することになり、次回の決算報告が主要なカタリスト(株価を動かす要因)となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。