主な要点:
- トランプ大統領が米イラン停戦の無期限延長を発表した後、XRPは4%以上上昇し、0.62ドルの抵抗線をテストしました。
- この動きは市場における広範な「リスクオン」への転換を反映しており、日本円などの安全資産が下落する一方で、資源国通貨は上昇しました。
- 休戦にもかかわらず、トレーダーは主要な地政学的リスクとして残っている米海軍によるホルムズ海峡の封鎖に関する動向を注視しています。
主な要点:

水曜日、ドナルド・トランプ米大統領がイランとの停戦を無期限に延長すると発表し、リスク資産に対する投資家の意欲が高まったことで、XRPの価格は4%以上上昇し、0.6180ドル付近で取引されました。
中東情勢の緊張緩和により投機的な銘柄に資金が流れ込んだため、暗号資産市場全体が上昇しました。あるアナリストは「停戦延長は、これまで重大な地政学的リスクを織り込んできた市場にとって、一時的な安全弁となっている」と述べています。CoinGeckoのデータによると、XRPの価格はUTC 14:00時点で日中高値の0.6195ドルに達し、24時間取引高は12%増加しました。
リスクオンのムードは世界市場全体で顕著でした。伝統的な安全資産である金は、2日間の下落の後、1オンスあたり4,767ドル前後で取引され、上昇は抑えられました。豪ドルやニュージーランドドルなどの通貨が上昇した一方で、日本円は下落しました。XRPの動きは、米ドルが3月の小売売上高(前月比1.7%増、市場予想の1.4%増を上回る)を背景に堅調に推移していたにもかかわらず発生しました。
XRPにとって、この上昇により0.62ドルの主要抵抗線が再び焦点となっています。この水準を安定して上回れば、アナリストが注目しているターゲットである0.65ドルへの道が開かれる可能性があります。しかし、状況は依然として流動的です。外交努力が進められる一方で、イラン当局者は、米海軍が封鎖を継続している間、戦略的に重要なホルムズ海峡は商用船に対して閉鎖されたままであると述べており、市場にとって継続的なリスクとなっています。同様に小幅な上昇を見せたビットコインやイーサリアムなどの主要な暗号資産の価格動向も、市場の広範な方向性を示す重要な指標となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。