主なポイント:
- 格付け維持: 国信証券は、2025年の記録的な業績と多角化された事業の良好な見通しを理由に、小米集団(01810)の投資判断「アウトパフォーム」を継続した。
- EV事業の黒字化: 同社のスマート電気自動車(EV)部門は、2025年に41万台を納車し、通期で初の営業利益9億元を達成した。
- 過去最高の財務業績: 小米は、売上高4573億元に対し、調整後純利益が前年比43.8%増の392億元と過去最高を記録したと発表した。売上高は同25.0%増となった。
主なポイント:

国信証券は、テクノロジー大手、小米集団(シャオミ、01810)が2025年に過去最高の業績を記録し、スマート電気自動車(EV)事業で通期初の利益を計上したことを受け、同社の投資判断「アウトパフォーム」を維持した。
同証券のレポートでは、小米の多角化の成功と「人・車・家」エコシステムの相乗効果の可能性が強調され、2026年の純利益は362億元に達すると予測されている。
投資判断の継続は、2025年の好調な業績に裏打ちされている。小米の調整後純利益は前年比43.8%増の392億元に急増した。売上高は同25.0%増の4573億元に達し、全体の売上高総利益率は1.4ポイント改善して22.3%となった。
レポートの重要な要因は、小米のスマート電気自動車およびAI部門の業績であり、同部門は初の年間営業利益9億元を計上した。2025年の納車台数は41万台と前年比200.4%増加し、部門売上高は1033億元に押し上げられた。同社は2026年の納車目標を55万台に設定している。
電気自動車以外でも、小米の伝統的な事業部門は好調な結果を残した。スマートフォン部門は、2025年に1億6500万台を販売し、出荷台数で世界第3位の地位を維持した。IoT・ライフスタイル製品部門の売上高は18.3%増の1232億元と過去最高を記録し、インターネットサービス売上高も374億元と過去最高を更新した。
同社は基礎技術への注力も強めており、2025年の研究開発費は37.8%増の331億元に達した。この投資は、最近発表された1兆パラメータのAIモデル「MiMo-V2-Pro」を含む「人・車・家」戦略を支えている。
今回の前向きな格付けは、競争の激しいEV市場への小米の多額の投資を伴う多角化が妥当であったことを裏付けるものだ。投資家は、2026年に55万台という野心的な納車目標を達成できるかどうかに注目しており、それが達成されれば、自動車セクターにおける主要プレイヤーとしての軌道が確定することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。