重要なポイント
- IFRS(国際財務報告基準)に基づく第1四半期の営業収益は、前年同期比14.2%増の9億8,900万ドルとなりました。
- カジノ運営の重要指標である調整後不動産EBITDARは、前年比10.9%増の2億7,900万ドルに拡大しました。
- 親会社のウィン・リゾーツは、マカオの「ウィン・パレス」拡張のため、9億5,000万ドルを投じてカジノ施設を含まない新しいホテルタワーを建設する計画を発表しました。
重要なポイント

ウィン・リゾーツの子会社であるウィン・マカオ(1128.HK)は、カジノ拠点のパンデミック後の回復が続く中、第1四半期の営業収益が前年同期比14.2%増の9億8,900万ドルになったと発表しました。
親会社ウィン・リゾーツのクレイグ・ビリングスCEOは、新ホテルタワーの計画について話し合った決算説明会で、「ウィン・パレスは実質的に毎晩満室状態で稼働しています。客室を追加することは投機的な賭けではなく、すでに存在する需要を確実に取り込んでいるのです」と述べました。
第1四半期決算によると、調整後不動産EBITDARは10.9%増の2億7,900万ドル、営業利益は14.2%増の1億4,500万ドルとなりました。また、労働節(メーデー)の連休期間が好調だったことも業績を後押しし、経営陣はカジノへの投入額(カジノ・ドロップ)が前年比で増加したとしています。
この好業績を受けて、ウィン・リゾーツはマカオに「ジ・エンクレイブ・アット・ウィン・パレス(The Enclave at Wynn Palace)」と名付けた全室スイートの新ホテルタワーの建設を発表しました。投資額は9億〜9億5,000万ドルと推定され、432室のスイートが追加されることで、同施設の客室数は25%増加します。着工は2026年後半を予定しています。
アラブ首長国連邦(UAE)の「ウィン・アル・マルジャン・アイランド」など他の主要プロジェクトでわずかな遅れが生じているものの、マカオでの拡張計画はこの地域の成長に対する同社の自信を裏付けるものです。新しいマカオのタワーにはカジノ施設は設置されず、高級宿泊施設に対する未充足の需要を取り込むよう設計されています。投資家は、今後数ヶ月の間に同プロジェクトに対する政府の最終承認を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。