主なポイント:
- UBSは2026年末のS&P 500目標値を7,500から7,900に引き上げました。これは直近の終値から約6%の上振れを示唆しています。
- 同社はまた、2027年6月の目標値を8,200に設定し、2026年の1株当たり利益(EPS)予想を335ドルに上方修正しました。
- 今回の引き上げは、堅調な個人消費とデータセンター・インフラに対するAI関連需要の急増を背景としています。
主なポイント:

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは金曜日、強力な人工知能への投資と堅調な経済成長を背景に、2026年末のS&P 500指数予測を7,900に引き上げました。強気な予測修正を行う他の証券各社に追随する形となりました。
UBSのストラテジストはノートの中で、「我々は、強気相場の原動力は依然として損なわれていないと信じている。それは、回復力のある経済と利益の成長、FRBの支援的な姿勢、そしてAIの展開である」と述べました。
新たな目標値は前回の予測値7,500から5.3%の引き上げとなり、直近の終値7,445.72から約6%の上振れを示唆しています。同行はまた、2026年のS&P 500の1株当たり利益(EPS)予想を8%引き上げて335ドルとし、2027年6月の目標値を8,200に設定しました。
今回の動きは、主にAI関連企業によって牽引され、利益が前年同期比で約29%急増した第1四半期決算シーズンを受けたものです。モルガン・スタンレーも最近、2026年末までのS&P 500の目標値を8,000に設定しています。
UBSは、利益予想の引き上げが非常に集中していると指摘しました。上方修正の約半分は半導体、特にメモリーチップへの需要によるものであり、残りの4分の1はデータセンターの電力消費に関連したエネルギー・セクターの利益予想引き上げによるものです。
強気な予測は、ストラテジストが潜在的なリスクを監視しているにもかかわらず、ウォール街で自信が深まっていることを反映しています。UBSは、ホルムズ海峡を巡る問題の未解決が原油価格の上昇を招き、特定のセクターを圧迫する可能性があることを主要な逆風として挙げました。
大手銀行による一貫した上方修正は、AI主導の強気相場というナラティブを強化し、投資家の買い圧力を高める可能性があります。市場参加者は、この高成長の勢いが持続できるかどうかを確認するため、FRBの次の一手や近づく第2四半期決算を注視することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。