主なポイント:
- UBSはZTEの目標株価を37.7香港ドルから24.5香港ドルに引き下げ、「中立」評価を維持しました。
- 今回の修正は、純利益が56億元、売上総利益が405億元といずれも予想を下回ったZTEの年次報告書を受けたものです。
- 同行は、顧客需要の低迷を理由に、ZTEの2026年から2028年の純利益予想を18%から34%引き下げました。
主なポイント:

UBSは、通信機器メーカーである中興通訊(ZTE、00763.HK)の2025年通期利益が予想を下回ったことを受け、同社の目標株価を37.7香港ドルから24.5香港ドルへと大幅に引き下げました。
調査リサーチ報告書において、同行は将来の収益および利益予測を引き下げる主な要因として顧客需要の低迷を挙げ、同社株の投資判断「中立」を維持しました。
今回の引き下げは、ZTEの最新決算発表を受けたものです。売上高は前年比10.4%増の1339億元となりましたが、売上総利益は11.9%減の405億元、純利益は56億元にとどまり、いずれも市場予想に届きませんでした。これを受けてUBSは、2026年から2028年の純利益予想を18%から34%の範囲で下方修正しました。
目標株価の大幅な引き下げは、ZTEのコアビジネス部門に対する懸念を反映しています。UBSは、2026年から2028年の通信事業者向け売上予測を8%から9%引き下げ、同期間の消費者向け売上予測を7%から10%引き下げました。
UBSによる今回の動きは、需要環境が厳しい中、ZTEおよび通信機器セクター全体が直面する可能性のある逆風を浮き彫りにしています。投資家は、顧客支出の安定化と利益率回復の兆しを確認するため、同社の次期四半期決算に注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。