主なポイント:
- 売上高は前年同期比17%増の162億元、市場予想を2%上回る
- 非GAAPベースの純利益は39.1億元、市場予想を約7%下回る
- 2026年第2四半期のガイダンスは前期比3〜8%増と、第1四半期のペースから減速
主なポイント:

Trip.comグループが発表した2026年第1四半期の売上高は162億元で市場予想を上回ったが、MakeMyTripに関連する関連会社損失により純利益は予想を下回った。
シティは「買い」レーティングと目標株価82ドルを維持し、高級ホテル運営慣行に対する調査は注視に値すると指摘した。
売上高は前年同期比17%増の162億元と、シティおよび市場コンセンサスの両方を2%上回った。非GAAPベースの調整後営業利益率は28.6%に達し、シティの予想27.8%をやや上回った。売上高の伸びと販管費のコスト管理が寄与した。一方、非GAAPベースの純利益は39.1億元と、シティ予想の44億元および市場コンセンサスの42亿元を下回った。この不足は、MakeMyTripの株価下落に関連する11.5億元の関連会社損失によるものとシティは分析している。
同社株は当日7.35%下落し、ここ数カ月で最大の下落率となった。第2四半期について、Trip.comは総純売上高の前期比増加率を3%〜8%と見込み、第1四半期の17%から急減速する見通し。経営陣は、原油価格の上昇と、国家市場監督管理総局による調査を受けた事業是正が主な逆風要因だと説明した。
今回の決算は、規制当局の監視とマクロ圧力が中国最大手のオンライン旅行会社を圧迫していることを示している。投資家は、今後の四半期におけるSAMR調査の進展と高級ホテル提携への影響を注視することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。