Key Takeaways
- トレインラインの株価は、今後の業績見通しが投資家の期待を下回ったことを受けて7%以上下落しました。
- 2月28日終了年度の売上高は前年比2%増の4億5300万ポンドとなりました。
- 今年度の売上高見通しは4億4000万ポンドから4億5500万ポンドとされており、成長減速の可能性が示唆されています。
Key Takeaways

鉄道チケット販売運営のトレインラインPLC(LSE:TRN)の株価は水曜日、増収増益の決算内容よりも今年度の売上高見通しが嫌気され、7%以上下落しました。
2月28日終了年度の通期決算は、ジョディ・フォード最高経営責任者(CEO)が「強力な執行」と「堅調なパフォーマンス」を強調したように、着実な成長を示しました。しかし、投資家の関心は売上高の縮小の可能性を示唆する先行き見通しに集中しました。
通期の売上高は2%増の4億5270万ポンド、純チケット売上高は7%増の63億2000万ポンドとなりました。税引前利益は前年度の8090万ポンドから1億1430万ポンドに増加し、調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は11%増の1億7660万ポンドを記録しました。なお、1株当たり利益やコンセンサス予想との比較数値は開示されていません。
株価のネガティブな反応を招いたのは、今年度の業績ガイダンスです。トレインラインは売上高を4億4000万ポンドから4億5500万ポンドの範囲と予想しています。この中間値である4億4750万ポンドは、発表されたばかりの売上高4億5270万ポンドを下回っており、成長鈍化の懸念を市場に与えました。また、調整後EBITDAは純チケット売上高の約2.9%になるとの見通しを示しました。
弱気なガイダンスが株価の重石となり、年初からの上昇分が打ち消されました。この下落により、株価は3月以来の安値水準にあり、投資家の信頼が試されています。次の材料は第1四半期の取引状況のアップデートとなり、保守的な予測を達成または上回ることができるかどうかの最初の判断材料となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を意図したものではありません。