Key Takeaways:
- 2025年の売上高は51.6億元で、前年比58.79%増を記録。
- 純利益は50.15%増の20.2億元に達し、営業キャッシュフローも堅調を維持。
- 10株につき7元の現金配当と、10対4の株式分割を提案。
Key Takeaways:

中国の光通信素子メーカーである天孚通信(SHE: 300394)は、データセンターおよびAIインフラ向けハイエンド製品への強い需要に支えられ、2025年度の通期売上高が前年比58.79%増の51.6億元に達したと発表した。
4月7日に公表された年次報告書の内容は、急成長期においても収益性を維持する同社の能力を裏付けている。同社は、人工知能のサプライチェーンにおいて不可欠なコンポーネントである高速光相互接続ソリューションを供給している。
また、同社は株主還元策も発表し、10株につき7元の現金配当と、10株につき4株の新株を割り当てる株式分割を提案した。現金配当の総額は約5.44億元にのぼる。
天孚通信の株主に帰属する純利益は、前年比50.15%増の20.2億元に達した。営業キャッシュフローは18.7億元と堅調で、これは純利益の約93%に相当し、収益の質の高さと効率的な現金回収を示している。なお、2026年度の業績予想は開示されていない。
貸借対照表も大幅に拡大し、総資産は36.16%増の644.9億元となった。増益と資産基盤の拡大が相まって、自己資本利益率(ROE)は41.91%という高水準を記録した。
今回の好決算は、活況を呈する光通信素子セクターにおける同社の主要サプライヤーとしての地位を浮き彫りにした。大規模AIモデルの学習や運用に不可欠な高速接続ソリューションへの需要は、引き続き加速している。投資家は、同社がこの需要に応えるために事業規模を拡大する中で、利益率が維持されるかどうかに注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。