主なポイント:
- テンセント・モビリティはクアイショウ株2億7300万株を1株当たり43.15~44.53香港ドルで売却
- 取引額は15.0億~15.5億ドルで、3.2%~6.2%のディスカウント
- 全株式の二次売出しとなり、月曜に価格決定、火曜に取引、木曜に決済予定
主なポイント:

テンセント・ホールディングスの子会社であるテンセント・モビリティは、クアイショウ・テクノロジーのクラスB株式約2億7300万株を1株当たり43.15~44.53香港ドルで売却すると、ロイターが確認したタームシートで明らかになった。この取引額は約15.0億~15.5億ドルに相当する。
提示価格は、月曜日のクアイショウ終値46.00香港ドルに対して3.2%~6.2%のディスカウントとなる。本売却は完全な二次売出しであり、クアイショウには売却益は入らず、全額をテンセント・モビリティが受け取る。
この取引は月曜日に価格決定、火曜日に取引、木曜日に決済される見通し。テンセントとクアイショウは通常業務時間外に送信されたコメント要求に即座に応答しなかった。
クアイショウは中国を代表するショート動画・ライブ配信プラットフォームの一つを運営しており、バイトダンスの抖音(Douyin)と直接競合している。今回の株式売却は、テンセントがポートフォリオの整理を進め、自社株買いや配当を通じて株主への資本還元を推進する中で、投資先企業へのエクスポージャーを縮小する動きの一環である。
このブロック売却は、テンセントが現在のバリュエーション水準を非中核保有株の出口戦略として好機と見なしていることを示唆している。投資家は今後数週間、他の主要なクアイショウ株主による追加売却があるか注視することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。