要点:
- 売上高: Tモバイルの第1四半期売上高は231.1億ドルで、ポストペイド純増契約数が前年同期比6%増加したことが寄与しました。
- 契約者数の伸び: ポストペイド純増契約数は21万7,000件となり、ビジブル・アルファの予測(19万3,236件)を上回り、競争の激しい市場における旺盛な需要を示しました。
- 見通しの引き上げ: 同社は2026年のポストペイド純増契約数の通期見通しを、従来の90万〜100万件から95万〜105万件に引き上げました。
要点:

TモバイルUS(TMUS)が発表した第1四半期決算は、売上高が231.1億ドルとなりました。ポストペイド純増契約数が前年同期比で6%増加し、アナリスト予想を上回ったことが寄与し、同社は通期の業績見通しを引き上げました。
ピーター・オスヴァルディクCFOはロイターに対し、「当社のポストペイド契約の90%以上が、実際には1契約につき複数の回線を保有している」と述べ、高価値顧客への注力を強調しました。
このワイヤレスキャリアの決算は、飽和状態にある市場環境の中で、顧客獲得の強い勢いを示しました。Tモバイルはまた、今四半期から報告形式を戦略的に変更し、個別の携帯電話加入者数よりも、アカウント(契約)の純増数と1アカウントあたりの平均売上高を重視する方針を明らかにしました。
今回の結果は、競合のベライゾン(VZ)もモバイル加入者数の予想外の増加を記録した時期と重なり、顧客の維持と獲得を巡る競争環境が非常に激しいことを示唆しています。また、Tモバイルの過半数株式を保有するドイツテレコムが、同米国法人との統合を検討しているとのロイター報道も背景にあります。
見通しの引き上げは、競争力のある価格設定や動画配信サービスのバンドル特典が引き続き顧客を惹きつけるという経営陣の自信の表れです。投資家は、ドイツテレコムを巡る状況の進展や、次回の第2四半期決算説明会における新しいアカウント重視戦略の進捗状況に注目しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。