主なポイント:
- 旺盛な客数により売上高は前年同期比14.2%増の2億2,590万ドルに成長。
- 為替差損が1,170万ドル増加したため、純利益は65.7%減の410万ドルに減少。
- 営業利益は70.7%増の1,400万ドルとなり、オペレーショナル・パフォーマンスが改善。
主なポイント:

特海国際控股(Super Hi International Holding Ltd.、9658.HK)が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比14.2%増の2億2,590万ドルとなりましたが、純利益は為替変動の影響で減少しました。
特海国際のCEO兼執行取締役である李瑜氏は声明で、「当社の『従業員と顧客へのダブルフォーカス』戦略が、海底撈(ハイディラオ)レストランのオペレーショナル・パフォーマンスの向上を牽引し続けています」と述べました。「来店客数の着実な増加に伴い、今四半期の海底撈レストランの全体平均客席回転率は1日4.0回に達しました」
増収にもかかわらず、3月31日までの四半期の純利益は前年同期比65.7%減の410万ドルとなりました。この減少は、主に2025年同期と比較して純為替差損が1,170万ドル増加したことによるものです。対照的に、営業利益率は前年同期の4.1%から6.2%に拡大し、営業利益は70.7%増の1,400万ドルへと急増しました。
投資家が為替関連の利益減益よりも好調な運営指標を重視したことで、特海国際の株価は7%以上上昇しました。同店の売上高は4.0%増加し、全体の客席回転率は前年同期の3.9回から4.0回に改善。これは海底撈火鍋レストランにおける健全な客足を示しています。
売上高の成長は、ほとんどの地域での堅調な業績に支えられました。同社最大の市場である東南アジアでは、既存店売上高が8,870万ドルから9,430万ドルに増加しました。四半期末時点の全世界の店舗数は127店舗となり、前年同期の123店舗から増加しました。
効率性の向上も示されました。売上高に占める人件費の割合は、2025年第1四半期の35.3%から34.0%に低下しました。原材料費は売上高の33.9%で安定しています。
今回の決算結果は、特海国際の運営効率化への注力が成果を上げていることを示唆していますが、最終利益は依然として為替変動などのマクロ経済要因にさらされています。投資家は、好調なトップラインの成長と営業レバレッジが、今後の四半期においても外部の財務的圧力を相殺し続けられるかどうかに注目しています。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。