重要ポイント:
- SpaceXは、Coinbase Primeのカストディに約6億300万ドル相当の8,285 BTCを企業財務として保有しています。
- 2025年度に約50億ドルの純損失を計上したにもかかわらず、ビットコインの保有は維持されています。
- この動きはビットコインへの長期的な確信を示す一方で、損失補填のための将来的な売却による市場リスクも示唆しています。
重要ポイント:

オンチェーンデータによると、航空宇宙メーカーのSpaceXは、2025年度に約50億ドルの純損失を計上したにもかかわらず、企業財務として6億300万ドル相当の8,285 BTCを保有しています。
「Coinbase Primeのカストディに保管されているこの保有資産は、オンチェーン分析企業Arkham Intelligenceによって特定された」と、2026年4月11日付のThe Informationが報じました。
SpaceXに関連する特定のビットコインアドレスを確認すると、8,285 BTCのポジション全体が手つかずのまま維持されていることがわかります。同社が深刻な逆風に直面している中、営業損失を補填するために暗号資産を清算することなく、この企業財務の割り当てを継続しています。テクノロジーとイノベーションの分野で主要な存在である同社によるこの決定は、企業の新しいテクノロジー採用の指標(ベルウェザー)としてしばしば注目されます。
継続的な保有は、ビットコインに対する企業の長期的な確信の表れである一方で、市場にとっては潜在的な重石となる可能性もあります。SpaceXの財務状況により将来的な流動性が必要となった場合、6億300万ドルの暗号資産ポジションが売却されることでビットコインに大きな売り圧力が生じ、価格や暗号資産市場全体に影響を与える可能性があります。この状況はMicroStrategyなどの他の企業財務プログラムと類似していますが、SpaceXの保有資産は同社の企業アイデンティティの中核となるほど大きな比重を占めているわけではありません。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。