主なポイント:
- S&P500は0.5%上昇し日中高値を更新、記録的な上昇基調を継続
- ナスダック100は半導体株に牽引され約1%上昇
- 市場の幅が改善、200日移動平均線を上回る銘柄は57%に
主なポイント:

S&P500種株価指数は0.5%上昇し、ナスダック100は約1%上昇。両指数は月曜日に取引時間中の新高値を更新した。AI主導の需要が半導体株を押し上げ、市場参加の裾野がメガキャップ・テクノロジー銘柄を超えて広がっている。
「ラリーはメガキャップ・テック銘柄だけにとどまらず拡大しており、この強気相場の持続可能性にとって健全な兆候だ」と、USバンク・アセット・マネジメント・グループのチーフ・エクイティ・ストラテジスト、テリー・サンドベン氏は述べた。
S&P500は過去2カ月で16.1%上昇し、2020年5月以来の大きな2カ月間の上昇率となった(ダウ・ジョーンズ・マーケットデータによる)。情報技術セクターは5月に15.9%上昇して主要セクターをリードしたが、均等加重のS&P500は時価総額加重の同指数を2週連続でアウトパフォームしており、中小型株がキャッチアップしている兆候を示している。ラッセル2000指数は年初来17.6%上昇し、S&P500の10.7%上昇を上回っている。
今回の上昇は、第1四半期の利益が前年同期比29%増加し、約5年ぶりの速いペースとなったタイミングで起きている(LSEGデータ)。投資家は現在、金曜日に発表される5月の雇用データに注目している。これにより、安定したインフレ、横ばいの金利、強力な企業利益というゴルディロックス的な景気環境が持続可能かどうかが試されることになる。
S&P500銘柄の約57.2%が200日移動平均線を上回って取引されており、今月初めの50%未満から上昇した(ダウ・ジョーンズ・マーケットデータ)。Cboeボラティリティー指数(VIX)は15.3近辺で推移し、指数が最高値圏で取引されているにもかかわらず、ヘッジ需要が低調であることを反映している。
米10年国債利回りは4.47%で、米ドルは小幅に下落し、株式市場を追加的に支援した。原油は2.5%上昇し1バレル=89.58ドル、金は0.9%下落し1オンス=4,553.40ドルとなった。
デル・テクノロジーズは金曜日に32.8%急騰。利益が予想を上回り、AIコンピューティングへの強い需要を理由に業績見通しを引き上げた。マイクロン・テクノロジーは先日、UBSが目標株価を535ドルから1,625ドルに引き上げたことを受け、時価総額1兆ドルクラブに加入。半導体サプライチェーン全体にわたるAI主導の需要の深さを浮き彫りにした。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。